NEW RELEASE

 

大平伸正

「2018」

 

01. 笑、生、愛

02. アンダーザサン

03. 夏の終わり

04. アイシテル

05. 不安だ

06. 流れ星

 

-会場限定発売-

 

 

LIVE TOUR

 

 

 

Comments

大ちゃんの歌声を聴くと思い出す時間がある。
一緒にツアーを回りましたね。
初日から皆酔い潰れて、朝焼けの中重い身体と痛む頭でバンドワゴンを走らせた。次のライブハウスに向かって。時にはライブハウスに泊まらせてもらって、ソファーの取り合いをした。
サウンドで言えばghostnoteとはまた違うこのアルバムを聴いて、そんな時間を思い出せるのは大ちゃんの優しい歌声が変わらないからだと思います。
当時は今よりも圧倒的に無名中の無名だった僕らをあのツアーに誘ってくださったこと忘れられないですし、あの時は”引率の先生みたい”なんて茶化してましたけど、実際のところ本当に色んなことを教わりました。
語り出すと止まらないですし、アルバムと全然関係ないのでこの辺にしときますが、このアルバムは”過ごしてきた時間”があるからこそ沁み渡る作品だと思いました。それぞれの曲は大ちゃんの記憶の中から生まれたものですが、大ちゃんというフィルターを通して音楽になったその記憶は、みんなの記憶と共鳴するのだと思います。僕の中の温かい記憶が共鳴したように。
言葉になるより先に聴いて欲しい。
そんな風に思うほど素晴らしい作品でした。

Halo at 四畳半 わたい

大平伸正はいつまで経っても大平伸正だ。

振り返れば彼が10代の時からの付き合いになる。
でも、あの頃のおおちゃんと今のおおちゃんは何も変わらないと思っている。
永遠の10代というのはちょっと無理があるが、いつまで経っても純粋に何かを追い求めている。

新作を聴くと彼の今やりたいことが凄く伝わってくる。
勢いだけではなく一音一語、しっかりと伝えようとする姿勢。
新しい事に挑戦しようとしてワクワクしている感覚。

彼の歌を聴けばやはり大平伸正の可能性を信じたくなる。
この新作は、大平伸正の歌声という最大限の魅力が凝縮された音源でありリスタートを誓ったような作品。
いつまで経っても変わらない彼の真髄がここには詰まっている。

hoshioto実行委員会 代表 藤井裕士

ずーっと一緒に過ごしてきたわけではないのに、話してると素直になれてしまう人が私には何人かいる。
積み上げてきたものをまた1から始めるような、強さから生まれる弱さを持っている人が私は好きだ〜。
歌はその人そのものだ。
難しい言葉はなしで、ただ思いを素直にぶつけてくれる。少しだけヒネくれたメロディに優しい声が夜に合う!

夜に体育座りして聞きたい一枚です。
はよまた、飲みましょう。rem time rem time Vo.Gt.初鹿利佳

rem time rem time Vo.Gt.初鹿利佳

唯々、優しさという法則のみに従って並べられた、限り無く普段使いの言葉達。決して特別な物語じゃない、奇をてらった言い回しじゃない。
忙しく生きる人達の色々絡み付いてしまった心を、こじ開ける事無く知らぬ間に染み込んでほどく。
現代の「魔法の呪文」ってのはこういう音楽の事を言うのかもね。

すのう

シンプルだけど、1番難しくて、でも1番大切なことって、小難しい話や理屈や理論なんか抜きにして「理由なんかよくわからないけどとにかくグッとくる」ってことだと思ってる。
とりあえずドライブがてら聞いてみようって再生したこの作品で、気付いたら運転しながら涙出てた。

理由なんかよくわからない。
でも、それってきっとこの作品はそういうことだと思う。
お世辞じゃないよ。

homme 秋山紘希

大平伸正(ghostnote)『2018』を聴いて。

初めてこのアルバムを聴いた時の感想は
『これって飲んでる時のおーちゃんじゃん!』
でした。

酔っ払った時のおーちゃんは
いつも熱くてなんならちょっと鬱陶しくて
でも悩んでて、でも絶対前を向いていて
恥ずかしいぐらいピュアで。

タイトルにもあるように
今現在のおーちゃんが思うこと、伝えたいこと。

頑張ったり悩んだり歌う意味を探して
もがいてたりそして誰かを愛したり。

そんなアルバムだと思いました。
いや、思ってました。

何度か繰り返して聴いているとあることに気づきました。

『これは今の自分である』と。

頑張ったり悩んだり、仕事とは何か
生きるとは何かと意味探して
もがいたり、好きな人に気持ちを伝えたいけど
伝えられなかったり。

だからきっとこのアルバムは
大平伸正自身であり、それを聴く『あなた』
なんだと思います。

このアルバムに収録されている曲たちは
世界を変える事は出来ないけれど
あなたが明日頑張ろうと思えたり
勇気をもらえたりする、背中を優しく
押してくれる曲たちです。

おーちゃんは『私』の代弁者であり
『私』の理解者であり
『私』である。

満員電車の中でも良い。
疲れ切ってうちに着いた時でも良い。
このアルバムを聴いてください。
『私』が『私』に優しく語りかけてくれますよ。

ムートン伊藤(松竹芸能)

おーちゃんの歌声はいつも赤ちゃんのようになんの躊躇いもなくこちらの心に手を伸ばしてぎゅうっと掴んでしまう。どんなに大きな声で叫んでいても、泣いてるような笑ってるような、不思議な優しさをいっぱいに湛えて。
そこに耳を済ましていると、いつしか笑ったり泣いたりしてんのは私の方だったと気付いたりする。

今回の作品はhuenicaプロデュースということで楽しみにしていたんだけど、なるほど、その優しさや温もりをより近くで感じられるような、飾りすぎないのにキラキラした楽曲アレンジがぴったりで、グッときました。

おーちゃんには、彼がどんな歌を歌おうといつも最強のヒーローにしてくれるghostnoteという仲間がいる。でも敢えておーちゃんが自分の名前でこの歌達を歌ったのにはきっと理由がある。
一番近い距離で、自分の歌を聴いてくれる誰かと真っ直ぐ向き合いたくてたまらないっていうような強い渇望を優しい声の奥に感じた気がした。
何かとてもとても大切なものを、一緒に共有していくようなしあわせなぬくもり。
歌声が躊躇わずその心の奥へ続く扉を開いている。
泣いてるような笑ってるようなその優しい声に誘われて、わたしたちは思わず足を踏み入れる。
いつのまにか泣いたり笑ったりしている、それをみんなくるんで肯定してくれる。
一緒に生きていきたい、いつも傍において何でもない毎日や疲れた心の処方箋にしたい。小さい頃手放せなくてボロボロにしちゃった縫いぐるみのようないとおしさが詰まった作品でした。

おーちゃん、素敵な作品作ってくれてほんとにありがとう。

秦千香子

コインランドリーでぼーっと洗濯物を待っていると、ふと他人の日常が入り込んで何故だか涙が出そうになる時がある。
この音源を聴いた瞬間そんな感情に包まれました。
スーっと染み込んでスーっと涙が出る。そしていつの間にやら笑ってしまっている。

なんとも言えない日常の感動。
切ない様な、みるみるエネルギーが満ち溢れてくる様な。皆毎日頑張ってる。

高校生の頃、人生で初めて人のライブを観て泣いた。おーちゃんの歌声を聴いた時でした。
13年位経った今でもまたおーちゃんの歌を聴いて涙が出ています。安心するなぁ。

グッとくるサウンドで歌声を優しく包み込むバンドアレンジも最高に素晴らしい(そして羨ましい!)
黄昏時にピッタリの名盤です。これからの旅のお供にさせていただきます。

JinnyOops!普天間瞳